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リフォームで湿気対策!快適に過ごせる空間づくりのコツとは

公開日:2024/09/15  

湿気は日本の住宅にとって大きな悩みのひとつです。湿気対策を怠ると、カビの発生や建材の劣化を招き、健康や住環境に悪影響を及ぼします。この記事では、リフォームによる湿気対策の方法と快適な空間づくりのコツを紹介します。効果的な対策を取り入れて、家全体を心地よい空間に変える方法を探っていきましょう。

湿気が溜まりやすい住宅の特徴とは

住宅構造も大きく影響しますが、生活環境によっても湿気の溜まりやすさは異なります。雨が降るとすぐにジメジメしたり、頻繁にカビが発生する場合には、以下のような要因が考えられます。

部屋干ししがちな家

濡れた洗濯物には、衣服の重量の約60%にあたる水分が含まれており、湿気の原因になります。天気が悪い日にはつい部屋干ししてしまいがちですが、除湿器などを使用せずに5kgの洗濯物を部屋干しすると、およそ3kgの水分が室内に充満するとされ、ジメジメとした環境を生むといわれています。

住人が多い

仕方のないことですが、住人が多い場合も湿度が高まりやすい要因です。人口密度が上がると蒸し暑く感じられる理由は、呼吸や汗に水分と熱が含まれているためです。ひとつの空間に複数人が集まると、その分温度と湿度は高まり、ジメジメとした空気が発生します。

さらに、料理や入浴といった日常生活のなかで水を使用すると水蒸気が発生するため、住人が多いほど、湿度が上昇しやすいといえるでしょう。

観葉植物を置いている

インテリアとして観葉植物をたくさん置いているご家庭は多いかもしれませんが、じつは観葉植物を置くほど湿気が溜まります。その理由は、植物が根から吸い上げた水分を葉や茎から水蒸気として空気中に放出する蒸散を起こすためです。蒸散は気温が上がるととくに活発になるため、気温の高い季節はさらに湿度が上昇します

日当たり・風とおしが悪い

日当たり・風とおしが悪い環境も湿気が溜まりやすくなります。天気がよくても、日当たりが悪いとジメジメした空気はなかなか消えません。クローゼットや靴箱のような収納も、定期的に換気をしないと湿気が溜まってしまいます。とくに、窓がない部屋や北向きの部屋は光が差し込みにくいため、注意が必要です。

湿気対策をしないままだとどんなことが起こる?

「湿気なんてちょっとジメジメするだけでしょ?」と感じる方も多いでしょう。しかし、湿気対策をしないとさまざまな問題が発生する可能性があります。以下に湿気が溜まったままの家でどんなことが起こるのか、その問題点をまとめてみました。

カビ・ダニの発生

湿度が70%以上になると、カビの発生率が急激に上昇します。水まわり、収納のなか、家具・家電の裏側などはとくに湿気が溜まりやすく、気づかないうちにカビが生えている場合が多々あります。カビは見た目を損なうだけではなく、健康にも悪影響を及ぼします

同時に、湿気の多い環境ではダニも繁殖しやすくなります。ダニはアレルギーや喘息を引き起こす原因となり、ベッドやソファに寝転んだ時にかゆみや腫れを感じる場合もあります。

部屋干しの臭いが充満

梅雨の時期には外で洗濯物を干すことが難しく、部屋干しが増えます。しかし、部屋干しをすると室内に不快な臭いが充満してしまいます。臭いの原因は、洗濯で落としきれなかった汚れや雑菌です。外で干した場合は紫外線によって殺菌されますが、室内では乾くまで時間がかかり、その間に雑菌が繁殖して特有の臭いを発生させます

フローリングの劣化

木材でできたフローリングは、湿気を吸収すると曲がったり、伸びたり、膨張したりするため形状が変化します。基本的には乾燥すると元の形に戻りますが、これを繰り返すとフローリングの劣化が早まります。湿気対策が不十分な住宅では、築年数が浅くてもフローリングがきしんだり、へこんだりする可能性があります

住宅全体の腐朽(ふきゅう)とシロアリ被害

木材が湿気を吸収すると腐朽が進行しやすくなり、腐朽が進むと木材の耐久性が落ちて床や柱が傾く恐れがあります。さらに湿気を多く含む場所には、朽ちてやわらかくなった木材を好んで食べるシロアリが発生しやすくなります。躯体を構成する建材を食い尽くされ、やがて住宅の構造的な安全性にも直結するほどの重大な問題となります。

コンクリートの強度低下

耐久性が高いといわれるコンクリートにもわずかな隙間があり、高湿度になると水蒸気が内部に侵入し、結露として液体化します。この水分がコンクリート内の水酸化カルシウムを溶かしたり、内部でサビが発生する原因になるのです。これにより、コンクリートの強度が低下し、住宅の基礎部分に悪影響を及ぼします。

湿気対策したいならこんなリフォームがおすすめ!

湿気はカビの発生を促進し、建材の劣化や住環境の悪化を招くため、早めの対策が必要です。以下に、効果的な湿気対策リフォームのポイントをご紹介します。

浴室乾燥機を設置する

浴室は湿度が高く、カビが繁殖しやすい場所です。防カビ加工が施された床材や扉にリフォームすることで、カビ対策を強化しましょう。また、浴室に浴室乾燥機を設置するのも湿気対策として非常に有効です

風どおりのよい間取りを意識

室内の湿気対策には、風通しの良さが重要です。仕切りの少ない間取りにリフォームし、空気が循環しやすい環境を作りましょう。クローゼットには扉を設けず、あえてオープンにしたりウォークスルークローゼットを採用するのもひとつの方法です。また、24時間稼働する換気扇の設置も考慮してみてください。

調湿機能のある建材に変える

壁や天井を調湿建材に変更するリフォームもおすすめです。壁紙を調湿機能のあるものに張り替えたり、漆喰を使うと、室内の湿度を適切に保ちつつ結露やカビの発生を抑えられます。トイレや玄関など、湿気が気になる部屋に適用することをおすすめします。

床下も湿気対策リフォームが可能

床下は湿気が溜まりやすいため、床下換気扇を設置したり、防湿シートを敷いたりして、湿気を効果的にコントロールできます。腐朽が進む前に適切な対策を講じることが重要です。

まとめ

部屋干しや日当たりの悪さなどが原因で、住宅内の湿度は高まりやすくなり、いやな臭いやカビやダニの発生リスクも増加します。これらの問題は住宅の耐用年数を縮めるだけではなく、住環境の快適さも損ないます。そのため調湿効果のある建材に変えるなどのリフォームを行い、適切な湿気対策を講じることが重要です。リフォーム後も除湿器の使用や換気の徹底など、必要な湿気対策をしっかりと行いながら、快適な住環境を維持しましょう。

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