リフォーム前にやるべきことは?施工前に必要な準備を解説!
リフォームを始める前にしっかりと準備をしておけば、リフォームをスムーズに進めることができます。リフォームをしたいけど何から始めたらよいかわからない、リフォームを始めたもののリフォームがスムーズに進まない。こんな風に悩んだ経験はありませんか?今回は、そんな方のためにリフォーム前にやるべきことをお伝えしていきます。
まずは掃除・片付けから!
リフォーム前に最初に行うべきことは、掃除・片付けです。リフォームがスムーズに進むように、リフォーム工事が始まる前には必ず済ませておいてください。家全体の掃除・片付けするのが望ましいですが、家全体の掃除・片付けを行う余裕がないという場合は、最低限リフォームする場所だけでも済ませておくとよいと思います。
リフォームする場所に大きな家具があり、家具を移動させるのが難しいという場合があるかもしれません。そんなときは、リフォーム会社に一度相談してみるのがよいでしょう。多くのリフォーム会社は、家具移動費を払うことで大きな家具を運んでくれます。
また、運んでもらう家具が少ない場合は、無料で家具の移動を行ってくれるリフォーム会社もあります。掃除や片付けには時間がかかると思うので、余裕をもってやっておくとリフォーム工事が始まる前に焦ることなく安心です。
ご近所の方への挨拶も忘れずに!
次に、ご近所へのあいさつも忘れてはいけません。
■ご近所へのあいさつ
リフォームを行う際には、ご近所とのトラブルになりかねない要素がたくさんあります。工事にともなう騒音やにおい、ほこり、業者の方の出入り、駐車スペースの問題など、ご近所さんには数多くの迷惑をかけてしまうかもしれません。リフォーム工事前は掃除・片付けなどで何かと忙しいとは思いますが、なるべく早くあいさつに行ってご近所の方へ事情を説明しておくのがよいです。
あいさつを行ってくれるリフォーム会社もあるので、一人で挨拶に行くのが不安な方は、リフォーム会社の方と一緒にあいさつに行くのもよいと思います。いつから工事が始まり、いつ工事が終わるのかということについても伝えておきましょう。工事について事前にあいさつがあるのとないのでは、相手の受け取り方も変わってくるため、工事が始まるまでに必ずご近所へのあいさつは済ませておきましょう。
■工事許可依頼の提出
あなたがマンションにすんでいる場合、リフォームを行いたいと思ってもリフォームできる場所とできない場所があります。マンションには専有部分と共用部分があり、専有部分はリフォームが可能ですが、共有部分はリフォームを行うことができません。
リフォーム可能な場所とリフォーム不可な場所を具体的に挙げると、天井、ドア、水回り、壁、床はリフォームが可能で、ベランダ、バルコニー、サッシ、玄関ドアの外側はリフォームができません。マンションに住む方がリフォームを行おうと思ったときには、まずそこが専有部分か共用部分かの確認が必要です。
ですが、リフォームを行いたい場所がリフォーム可能な場所であっても注意が必要です。マンションのリフォームを行う場合、管理組合の事前許可が必要であり、管理規約を確認せずに工事を進めるのはトラブルの元になってしまいます。
そのため、マンションではリフォーム前に管理組合に工事許可依頼を提出しなければなりません。手続きに関して、基本的には書面で行うことになります。工事を行う1か月程前に手続きをしておけば問題ないと思いますが、マンションごとに管理組合のルールが異なるため、申請時期や必要な書類を確認しておくとよいと思います。
必要なら仮住まいも早めに検討して!
リフォーム工事中にその家に住むことができない場合、仮住まいを用意する必要があります。希望の場所や初期費用がかからない物件など、条件のそろった仮住まいがすぐに見つからない場合もあるため、早めに仮住まいを探し始めることが大切です。
仮住まいを選ぶ候補には、ホテル、ウィークリーマンション、マンスリーマンション、賃貸住宅などの選択肢がありますが、リフォームが数日で終わる場合はホテル、数週間程度であればウィークリーマンション、数か月から半年程度であれば賃貸住宅、というように期間に応じて使い分けることができます。自社所有の専用物件などを仮住まいとして用意してくれるリフォーム会社もあるため、リフォーム会社の事前相談をする段階で仮住まいの相談をしておくとよいと思います。
今回は、リフォームの前にやるべきことをまとめました。おさらいとして、リフォーム前にやるべきこととして押さえておくべきポイントは、掃除・片付け、ご近所へのあいさつ、仮住まいの検討の三つです。この三つを意識してリフォームの準備を進めるとスムーズにリフォームを行うことができると思います。リフォームを行う際はぜひ参考にしてみてください。