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どんなリフォームなら安心?バリアフリー化で老後の生活に備えよう!

公開日:2021/12/15   最終更新日:2021/12/21


「バリアフリー(障壁がないこと)」この言葉を耳にしたことがある方は、多いかもしれません。ただ実際にどういう形で社会に浸透しているのか、実感されている方は少ないのではないでしょうか。加速する私達の高齢化社会にとって、生活の安全性は必須です。この記事では、とりわけリフォームにおける「バリアフリー」について解説していきます。

バリアフリーとは?

「バリアフリー」とは、もともと建築用語で「バリア(障壁)」を「フリー(のぞく)、」つまり障壁となるものを取り除き、生活しやすくすることを意味しています。建物内の段差など、実際の物理的な障壁を取り除くという意味合いから、昨今ではより広い意味で用いられてきています。

私たちの周りには道路や建築物入り口の段差などの物理的なバリアや、高齢者、障害者などの社会参加を困難にしているさまざまなバリア(社会的、制度的、心理的)もあります。このように「バリアフリー」とは、高齢者や障害者だけではなく、すべての人にとって日常生活のあらゆる障壁を取り除くことを意味します。

バリアフリーの基本の工事

では、家のどの部分をリフォームすることで、バリアフリーに配慮した家づくりを行うことができるのでしょうか。

■手すりの設置

移動の際の転倒を防止し、歩行の補助となるよう手すりの設置を行いましょう。手すり設置は比較的簡単にできるバリアフリーリフォームのうちの一つです。

主な設置場所は、洗面所や浴室、玄関、廊下等です。取り付ける場所によって、手すりの形状や施工方法、費用も異なります。

■段差解消

躓きによる転倒防止や車椅子での移動を容易にできるように、段差を解消しましょう。台車やベビーカー等の出し入れもスムーズになります。具体的には、敷居を低くする、スロープ化するなどの方法で部屋間の段差を解消します。

廊下幅などの拡張

廊下は、車椅子での移動や後々手すりなどを取り付けることを考えて、充分な幅を確保しましょう。廊下幅を広げるには、隣り合わせた部屋の間取りを変更することになり、壁を解体しなければならないので費用がかさみます。隣接する部屋の状態によって難易度が異なるので、費用は工事内容によって大きく変動します。

工事の事例と費用の目安

ここで、工事の事例と費用の目安を見ていきましょう。

事例「接骨院を廃業し、バリアフリーに」

営んでいた接骨院と、住まいが一体化したご自宅で、接骨院の部分をリビングに全面リフォーム。1階で生活のすべてがしやすいように動線を変更し、階段の上り下りを不要とします。同じタイミングで住居内の段差をなくし、完全バリアフリー化。耐震工事も同時に行えば、安心して住める住宅となります。

トイレを洋式にリフォーム

トイレは1日何度も利用する場所です。使用頻度の高い場所だからこそ、リフォームが必要です。和式トイレは足腰に負担がかかります。和式トイレを使用している場合は、まず洋式トイレに変更をおすすめします。介助が必要な場合や車いすを使用する事を考えて、スペースの拡張や手すりの取り付けも考えておきましょう。

トイレのバリアフリーリフォーム費用目安は、和式トイレから洋式トイレへのリフォームで22万円〜57万円程度。L字手すり取り付けで25,000円〜45,000円程度です。

室内ドア(出入り口)のリフォーム

開き戸は車いすでは通りにくく、向こう側にいる人にぶつかってしまう危険性もあります。高齢者だけでなく、小さな子どもがいるご家庭でもスライド式の引き戸の方が安全なので、引き戸へ変更するためのリフォームの需要は高まっています。

また、ドアの開閉を容易にできるよう、開き戸のドアノブをレバーハンドルに取り替える工事などもあります。室内ドアのバリアフリーリフォーム費用目安は、開き戸から引き戸への変更の場合で、10万円〜15万円程度です。

階段のリフォーム

階段から転落する事故も多く発生しています。手すりの設置や、足元灯を取り付けましょう。踏み面に識別しやすい色をつけることも有効です。また、勾配がゆるやかで段差が小さく、踏み幅が広い階段が理想的です。

スペースに余裕があれば、新しい階段の設置や改良も検討しましょう。階段のバリアフリーリフォームの費用目安は、階段手すり取り付けの場合で、50万円〜15万円程度。足元照明設置の場合は、1万円〜2万円程度です。

転倒防止のリフォーム

転倒による骨折も、家庭内で起こる事故の中で多くの割合を占めます。躓き・転倒を防止するには、まずは段差の解消をします。部屋の段差なら、大掛かりなリフォームをしなくても段差解消スロープなどの設置で補えます。家全体の段差は、低い床に床材を貼り合わせて床の高さを揃える「床重ね張り工事」がおすすめです。

また、玄関や廊下、階段への手すりの取り付け、滑りにくい床材への変更なども「転倒防止」のためのリフォームとしては効果的です。転倒防止のバリアフリーリフォーム費用目安は、段差解消スロープ設置の場合、12万〜20万円程度になります。

 

ここまでバリアフリーの意味やリフォームでの活用法、その事例を含めて詳しく解説してきました。この記事をきっかけに、バリアフリーデザインを利用した住まいづくりに興味を持ち、老後の快適な生活空間が見えてきた方もいるのではないでしょうか。将来を見据えながらバリアフリーリフォームをぜひ検討してみてください。

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